不正出血への養生

<徒然養生>



不正出血への養生
~脾(胃腸)って大切~

こういう相談をよく受けます。
「特に心当たりはないが出血する・・」

例えば
・打ち付けてもいないのにアザ(皮下出血)がよくできる
・生理での出血がだらだらと何日も続く

可能性の1つとして、脾虚(胃腸機能の低下)が原因かもしれません。

中医学では、血管から血が漏れ出ないように制御する統血作用は、脾(胃腸系)が持っていると考えます。

出血と胃腸機能低下が関連するの?
と思われるかもしれません。

科学が進歩して人体の研究が進み、わかってきていることがあります。
1層の薄い膜で形成される末端の毛細血管は、外側に壁細胞が付着し、血液の漏れを調整していることがわかっています。
胃腸機能が低下し、栄養を十分摂ることできないと、壁細胞作り出す材料やエネルギーが不足。その結果、壁細胞が十分に作れず不足が生じ、血管からの漏れを抑えることができず、出血が起こると推測できます。

胃腸機能を改善させるのは日々の生活習慣の改善が大切(^^b
そう、養生です。


・消化の良い物をよく噛んで食べる
・食事量は腹八分目
・三度の食事をとる
・冷たい食べ物、飲み物はさける
・寝る前の3時間に間食をしない


できるところから取り組んで、生活習慣を変えていきましょう(^^)


熊本県 菊陽町 菜の花漢方堂

晴れの日の頭痛

<徒然養生>



晴れの日の頭痛


低気圧が近づいたり、台風が近づくと頭痛が起こる話はよく聞きますが、晴れた日でも頭痛を訴える方は多く、加えて旅先、人混みに行くと頭痛が起こるという方もおられます。

この様な頭痛の原因は、可能性の1つとして
血不足(血虚)、セロトニン不足(腎虚)が挙げられます。

対処する漢方薬のベースは、補血薬、補腎薬がメインになります。
※体質によって漢方薬は変わるため、具体的な漢方薬名は割愛。

次に生活で取り入れていく養生としては、食養生がメインです。理由は、不足しているので補う事が基本だからです。補うことができるのは、何より食べ物です(^^)
そして、体、心の休息も大切にして下さい。過労や思い悩んだり、ストレスは腎を傷め、ホルモンの生成分泌に影響します。

以下に養生ポイントを挙げます


(1)血、腎を補う食材を摂りましょう


豚、鶏などのレバー
人参などの緑黄色野菜
黒豆、黒ごま、レーズン、アーモンドなどの果実、種子
カツオ、マグロの魚類
納豆、高野豆腐などの大豆類
等をバランスよく摂る


(2)食事の仕方
よく噛んで、腹八分目で食べましょう


(3)冷たい飲食物を控える
冷たい飲み物は消化機能を下げてしまい、栄養が十分吸収できなくなるからです。


(4)十分な睡眠を取る
日付が変わる前には就寝し、7時間くらいの睡眠時間を確保し、しっかり休息をとる


(5)ストレスを溜めない
心許せる友達と談笑などしてストレスを発散して下さい。

 


一見、頭痛と関係なさそうな、食べること、寝ること等がとっても重要なんですよ(^^)


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肝の不調を知るには

<徒然養生>



肝の不調を知るには

肝臓は沈黙の臓器と呼ばれています。
健康診断の結果では許容範囲内でも体へサインは送っています。

少しでも早く肝臓の不調を知るために
中医学の蔵象学説にある五臓と体の部位は一連に関係するという考えを使うと良いですよ!!

そこには、
『肝は、その華(はな:外への現れ)は爪にあり、筋を充たし、目に開竅(かいきょう)する』と記載されています。

これを踏まえて体への肝の不調サインは以下です。


・爪が薄い、割れやすい
・足がよくつる
・目がかすむ
・ドライアイ
・まぶたがピクピク動く
・鏡で舌を見ると舌の震えがとまらない


では肝を不調にする原因は何かというと


・少食
・偏食
・目の酷使
・過剰な飲酒
・運動不足
・過労
・強いストレス


等が積み重なる事です。

まず、できるところから、少しずつ
生活習慣を改善していきましょう(^^)


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