笑顔で歳を重ねるための養生

<徒然養生>


笑顔で歳を重ねるための養生

約二千年前に編纂された最古の医学書「黄帝内経」に、男子は8の倍数で40歳、女子は7の倍数で35歳あたりから老化が始まるとあります✨(テレビのCMでもよく聞きますよね)

また、腎は骨を主り、髄を生じ、脳は髄の海を為す、歯は骨の余り、其の華は髪にあるとも書かれており、老化に直面した時、注意すべきポイントとして、骨、脳、歯、髪を挙げてくれています✨

この骨、頭(脳)、歯、髪の変化を日頃から気にかけ、早めに対策を打っていくことが大事です😊

中医学での老化に対するポイントは2つ
 腎を補う”補腎”
 血の巡りを良くする”活血”
です。

では、笑顔で歳を重ねるための補腎、活血の養生をご紹介していきます。


🔸過労を避ける
🔸質の良い睡眠をする
日付が変わる前に就寝し、睡眠時間は7時間を目安に
🔸欲張りすぎない(食欲、性欲など)
🔸適度な運動
🔸補腎、活血の食材を積極的に摂りましょう
<補腎>
  黒豆、黒ゴマ、黒キクラゲ
  海藻類(ひじき、わかめ、のり、昆布、もずく)
  きのこ類(しいたけ、しめじ、なめこ)
  ナッツ類(落花生、くるみ、松の実)
  山芋、長芋、里芋、
  牛、豚、鶏肉を骨と一緒にとる
<活血>
  玉ねぎ、にんにく、ニラ
  青魚(さんま、いわし、さば)
  黒酢、らっきょう、なす、桃


お店で相談を受けていると、50代以降の方は老化にとても敏感です。しかし、30~40代の方々は、老化と言っても、ピンと来られない方が多いです。

早めのケアで、笑顔で歳を重ねて行きたいですね😊

熊本 菊陽町 菜の花漢方堂

漢方で美容をケア

徒然養生



漢方で美容をケア


漢方相談は女性の方が多く、
お悩みの症状が軽減してくると、気持ちに余裕がでてきて、美容の話に移行することがあります。

この時、よく「活血」のお話をします😊

漢方で活血とは、身体の隅々までスムーズに血が流れるようにすることを言います。

美容に関する良い物を使ったり、食べ物に気を使っていても、お肌へ届かなければ意味がありません。

活血という考えを取り入れることによって
身体の隅々まで必要な栄養が十分届き、老廃物は回収することができるようになります。
すると内からお肌が元気になり、美容の手助けをしてくれます。


活血の養生としては


🔶血の巡りをよくする食材を摂る
 ねぎ、玉ねぎ、青魚、黒豆、らっきょう
 にんにく、しょうが、シナモン、黒酢など
🔶肥甘厚味を控える
 肥甘厚味とは、脂っこいもの、甘い物、味の濃い物をさします
🔶冷たい飲食物を控える
🔶毎日の適度な運動と入浴
などです。


上に挙げた養生はとても大切でベースになります。加えて、漢方薬を合わせて使うと早く実感を得る方が多いです。

尚、体質によって活血で使う漢方薬は変わってきますので、ご興味の有る方はご相談ください😊

熊本 菊陽町 菜の花漢方堂