痔に『槐角丸(かいかくがん)』

痔のお薬である『精華 槐角丸』(せいか かいかくがん)をご紹介します。



槐角丸は、いぼ痔(内痔核、外痔核)、切れ痔(裂肛)、あな痔(痔ろう)および痔出血、痔の痛み、痔疾に伴う便秘による症状を緩和する効能があります。

 


痔の発生原因を挙げると


座りっぱなしの仕事
->物理的に肛門付近の静脈を圧迫するので、うっ血を起こし、いぼ痔に
・便秘で排便時に強くいきむ
->いきむときに細い静脈の流れが止まり、うっ血が起こりやすく、いぼ痔に
->便秘による硬い便が肛門の粘膜を傷つけ、切れ痔に
・お酒の飲みすぎ、辛い物、甘い物、脂っこい物の摂りすぎ
->肛門付近にある細い静脈は、心臓や門脈通じて肝臓とつながっており、肝臓に負担をかける食事をしていると肝臓への血液の流れが滞り、うっ血しやすくなって、いぼ痔に
・過労やストレスによる免疫力・血行の低下
->免疫力が低下すると細菌により直腸に炎症や化膿を起こり、進行すると外部の肛門周囲とつながるトンネルができて、痔ろうに

などがあります。

外痔核(いぼ痔)、切れ痔、痔ろうは、痛み、出血、膿などの浸出液を伴うので気づきやすいのですが、内部にできる内痔核(いぼ痔)は痛みを伴わないことが多く、内痔核が傷つき出血して初めて気づくという方が多いです。


痔についてより詳しく説明しているページがありますのでご参照下さい。

 


<構成生薬>
『精華 槐角丸』は、以下の生薬で構成されています。


患部の熱を冷まし出血を抑える(涼血止血)
槐角、地楡、黄芩

熱を生み出す元となる風湿(病理的な水)をとばす(散風除湿)
防風

血を補い、腸を潤し、便通をよくする(養血理気通便)
当帰、枳穀

 


<養生>
槐角丸を服用しながら養生を合わせることで、症状の緩和を促進しましょう。


長時間の座位を避け、適度に運動する
運動することで、肛門付近の静脈の血行を良くし、痔のリスクを減らす

お酒の飲みすぎ、辛い物、甘い物、脂っこい物を摂りすぎない
肝臓の負担を減らし、肝臓への血流を良くすることで肛門付近の静脈のうっ滞をさける

お通じを無理に我慢しない
お通じの我慢によっておこる便秘をさける。便秘は痔の発生要因の1つです。

ストレスを溜めこまない
ストレスは便秘を引き起こしやすく、また血行や免疫力を低下させます。
適度にストレスを発散し溜めないようにしましょう

 


 

<価格>
『精華 槐角丸』



480丸 7,150円
224丸 3,850円
価格は、すべて税込みです。

熊本県 菊陽町 菜の花漢方堂