血液サラサラ(^^)b、瘀血サヨナラ(^^)/~~

菜の花漢方堂のブログ始めます(^^)

中医学・漢方・養生・健康情報などを中心に書こうと思いますが、
お固いブログにしたくない思いもあり、たまに違うことも書いていきます。
どうぞよろしくお願いします。

さて人生初めてのブログ。何を書こうかと思いましたが、最初は中医学からテーマを選びました。
それは、『血』です。

中医学で『血』使った言葉、病名、薬名は数え切れない程あり、とても重要であることを意味しています。
その中で様々な病気と絡む『瘀血(おけつ)』について話します。

瘀血は、言い換えると「ドロドロの血液」のことです。
テレビの健康番組で、ドロドロした血液の映像がよく流れているのでイメージが付きやすいと思います。

人体の血管は、約99%が細い血管と言われており、この細い血管内の血が瘀血で流れが悪いと


・栄養が隅々まで運べない
・末端から老廃物を排出できない
・血管の内壁が傷む


などが原因で体全体がダメージを受けます。

血液の状態は、生活習慣で少しずつ悪化することが多い為、気づきにくいのが特徴です。
でも、体はサインを出しているんです。

一例をあげると


・目のクマができる
・肌荒れ
・顔のくすみ、シミ・ソバカスが多い
・舌、唇が紫、
・胸や下腹が痛む(刺すような痛みで場所が固定)
・生理時、黒い経血や血塊
・アザができやすい
・肩こり


これらのサインを放っておくと、


心疾患、動脈硬化、脳卒中、認知症、糖尿病…


などの重大な疾患につながっていきます。
ですので、まずは体のサインに気づいてあげることが重要です。

軽い瘀血であれば、食事、運動など生活習慣の見直しで戻していけます。
瘀血が進んでしまった場合でも、生活習慣の見直しに加えて、活血化瘀の漢方薬を用いて、サラサラの健康な血液に戻していくことができます。
※瘀血を解消して、血液を活き活きさせる

最後に瘀血解消に良い食材の一例を載せます。
日々の食事にとり入れてみてください。


 

熊本県 菊陽町 菜の花漢方堂

血の道症(手足の冷え、疲れ、イライラ等)に芎帰調血飲第一加減

血の道症、月経不順、産後の体力低下に効能がある『芎帰調血飲第一加減』をご紹介します。



まず、血の道症とは
女性ホルモンバランスが大きく変動する月経、妊娠、出産、更年期の時に現れる精神不安、苛立ちなどの精神神経症状、そして身体症状のことを指します。
血の道症が起こる期間は、女性ホルモンの大きな変動が始まる10才くらいから更年期が終了する50代中頃くらいと言われています。(個人差があります)

<血の道症の主な訴え>
・疲れやすい
・イライラや精神不安
・気鬱になる
・むくみやすい
・手足の冷えを感じる
・月経痛
・頭痛
など


漢方では、ホルモンバランスの崩れが体の臓器に影響し、

・胃腸の消化吸収能力の低下で起こるエネルギー不足(気虚)
・血液の量・質(栄養)が不足(血虚)
・血液以外の体液不足(津液不足)

が起こっていると考えます。
これらの不足は、体の巡りも悪くし、血液の抹消循環が悪くなる瘀血や、水分が停滞するむくみなどを引き起こします。また、外からの精神的ストレスは、血の道症の引き金になったり、症状を悪化させます。


芎帰調血飲第一加減は、上述の症状の原因を解決する生薬で構成されています。

血を補い、血液の流れを良くする(養血活血)
当帰、川芎、芍薬、地黄

胃腸を整え、消化吸収を良くする(健脾和胃)
白朮、茯苓、大棗、陳皮、甘草

血の滞りを改善し、血行促進と痛みを止める(活血化瘀)
桃仁、牡丹皮、紅花、益母草、木香、延胡索

気の滞りを改善し、温めて気の巡りを整え、痛みを止める(行気止痛、温通止痛)
烏薬、香附子、枳実、陳皮、木香、延胡索

温め冷えを改善(温陽散寒)
桂皮、生姜

 


2才未満から服用可能な漢方薬ですので、10才からの思春期での血の道症にも服用できます。


お薬を服用するとともに養生をプラスすることで血の道症の症状を緩和できます。
養生法を以下に示します。

体を冷やさない
冷たい食べ物、飲み物を控える

体の代謝を上げる
適度な運動、お風呂は湯船にしっかりつかる

ストレスを溜めない
ストレスがある場合は、抱え込まず、気分転換・発散方法を持つ
(例:信頼する友達・家族にに話す、趣味に没頭、運動で汗を流す)

過度なダイエットはしない
標準体重を目安に痩せすぎない。
1日3回、バランスのとれた食事を摂る

十分な睡眠をとる
年齢に応じた睡眠時間をとる。成人は6時間以上(理想は7時間)
午後11時迄には就寝する

【生理痛】生理痛の原因

生理痛の原因はいくつかあります。

①痛みの成分(プロスタグランジン)が多く出てしまう体質
②冷え
③血液の流れが悪い(中医学で瘀血といいいます)
④子宮口が狭い(10代の若い方、出産経験の無い方に多い)
など

これらの原因が重なったり、精神的ストレスで、身体の巡りが悪くなり、
上記の原因を誘発し、生理痛を起こす方も多く見られます。

店頭でお客さんに
『「生理痛は、ほぼ無い。」のが正常です。』
とよく話します。

仕事や生活に支障をきたすからといって、
痛み止め(鎮痛剤)やピルを漫然と長期間使うことは控えましょう。

漢方相談で長期間の生理痛でお悩みのお客さんには、
重大な疾患が隠れていないかを病院で検査するよう勧めています。

検査で問題がなければ、生活習慣の見直しや、生理痛の無い身体作りを
一緒に考えるなど、サポートさせて頂いています。
必要であれば、冷えを改善する漢方や血液を巡らす漢方のご提案も致します。

生理痛や月経不順の悩みは一人で悩んでいる方が多いという
調査結果があります。
一人で悩まず、専門家に相談しましょう。
きっと、あなたの力になってくれます。

熊本・菊陽町の漢方薬店 菜の花漢方堂