『子宝相談』承ってます


子宝相談をしております。


◆はじめての妊活
◆第二子希望の妊活
◆体の不調を治しながらの妊活
◆人工授精(AIH)、体外受精(IVF)のための体作り
等々


様々なケースに対して、わかりやすい資料をまじえ、漢方薬の提案だけでなく、養生法(生活習慣の見直し等)、病院への受診勧奨もふまえてお話させて頂いております。


どうしようかと迷っておられましたら
まずは、相談にいらしてみませんか?


相談は予約制です。右上のご相談予約からご予約ください。
初回の相談時間は1時間程いただいております。


最後に😊
ご都合が付けば、ご夫婦一緒に来店くださると嬉しいです。

熊本県 菊陽町 菜の花漢方堂

「爪」は肝の状態を表す

徒然養生

爪は肝の状態を表す


中医学で、肝の華は「」と言われます。
肝の状態は、目で見える体の表面部だと爪へ現れるという意味です。

どうしてなのかというと、
肝で作り出された栄養は、血液をとおして手先・足先の末端まで送り届けられます。もし肝が弱って栄養不足などがあると、の生成に影響がでてくるからです。

手の爪は、成人で1ヶ月で平均3mm伸びると言われております。
私の場合で説明すると
人差し指の爪は約16mmなので、少なくとも5、6ヶ月ほど前からの状態を表してくれていると言えますね。

それでは、爪の色や形による体の状態とその養生方をご紹介します。

 


<<爪の色>>


◆全体はうす白く(半透明)、爪が薄い

中医学で血虚(けっきょ)と呼ばれる状態に多い爪です。言い換えると、血の量や栄養の不足している状態。
<養生>
血を補う食べ物をしっかりとりましょう。

 


◆白く(透明でない)<-足の爪に多い
真菌(水虫)に感染している可能性が高いです。まずは、病院の受診をお勧めします

 


◆赤みが強い※ <-運動直後、入浴後以外で
中医学で血熱(けつねつ)と言って、体に熱がこもっていたりする状態に多いです。また、血圧が高い人にも多いです。
<養生>
肥甘厚味と言って、脂物、甘い物、味の濃い物、非常に辛い物を常食していると熱を生じやすくなります。肥甘厚味を極力控えましょう

 


◆くらい紫色(暗紫色)
手足が冷えている、血虚※等で、血の巡りが悪い状態。
<養生>
いつみてもを暗紫色をしている時は、血液の量を補うとともに、温めて血の巡りを良くしましょう。

※血虚:血の量・栄養が少ない状態

 


◆黄色っぽい
黄疸などの肝胆病が考えられますので、まずは病院の受診をお勧めします

 

 


<<爪の形>>


◆爪に横線がある
気血両虚と言って、血の量・栄養と元気の不足です。

<養生>
元気と血を補う食べ物を摂り、そして過労、寝不足などを避けましょう。

 


◆爪に深い縦線が多くある
爪は、縦線があるので判断がつきにくいです。
しかし、爪に深い縦線が多くある場合などは、老化が進んだり、栄養不足が起こっているといえます。老化は、過労、強いストレス、寝不足などが起因しています。
<養生>
毎日、過労、強いストレス、寝不足に曝露されている時は、可能な限り改善しましょう。栄養不足の場合は、食べ物でしっかり補いましょう。

 


◆爪先が割れやすい
血虚(血の量や栄養の不足)、過労、強いストレス、寝不足、乾燥などで起こります。
<養生>
養生は、上述の”爪に深い縦線がある場合”と同じです。

 


◆爪が反って、スプーン状にくぼんでいる
貧血の人に多いです。血虚(血の量や栄養の不足)です。
<養生>
血を補う食べ物をしっかり摂りましょう。特に鉄などのミネラルが不足しないよう注意しましょう。

 

 


<補足>
爪の状態は、いくつか重なった状態で現れてくることがほとんどです。
また、上述の血虚の場合は、食養生とともに、最初は漢方薬の助けをかりると回復が早いです。

 


最初に述べているように、爪は5~6ヶ月前からの体の状態を表しています。
よって、養生も5~6ヶ月くらい続けることによって、爪の状態に反映してきますので、あせらずじっくり取り組みましょう。日々、養生継続が体調回復につながります😊

 


熊本 菊陽町 菜の花漢方堂

気滞(気の滞り)の養生

<徒然養生>


気滞(気の滞り)の養生

・仕事、学校、家庭でのストレス
・いつも不安や憂鬱感がある
・何かあるとそればかり思い悩んでしまう


上に挙げたことが続くと
漢方では、体内の気の巡りが悪くなり、「気滞(きたい)」という状態になると考えます。

体の症状としては


・胸がつかえる
・お腹や脇が張って脹痛を生じる
・おならやゲップがよく出る
・イライラしたり、怒りっぽくなる
・血行不良
などが起こります。


まずは養生で改善を試みましょう(^^)


・アロマなどで好きな香りで気を巡らす(特に柑橘類がオススメ)
・運動、趣味、好きな音楽を聞くなどでストレスを発散させ
 悩んでいること、嫌なことを考えないようにする
・信頼できる家族や友達に悩みを話す
・早寝、早起きをし、しっかり日光を浴びる
・食べることでのストレス発散はしない(暴飲暴食、間食など)
・甘味、辛味、脂物など味の濃いものを避ける
・気滞の時には、以下の食材がオススメ
 ミツバ、セロリ、しそ、春菊などの芳香野菜
 みかん、レモン、グレープフルーツなどの柑橘類
 イカ、あさり、しじみ


できるところから少しずつ養生を行ってくださいね(^^)

熊本県 菊陽町 菜の花漢方堂