漢方で疲れ知らず!!GWを楽しもう(^^)


『漢方で疲れ知らず!!GWを楽しもう(^^)』

昨今、ゴールデンウィーク(GW)の時期は、晴れると25℃以上の夏日になることが多いです。日頃、室内で仕事をしている方は、外でキャンプやスポーツなどの野外活動をいきなり行うと、ひどい疲れが生じて、せっかくの休みにリフレッシュするどころか、逆に体の不調を招いたりします。また、GWのような長期休暇に入ると、不規則な生活でリズムが乱れて、疲れを増大させてしまう方も多いです。

当店では、GW後に疲れの相談が増えるんですよ(^^;

今年のGWは、そんなことが起こらないよう、疲れへの漢方薬と養生をお伝えしたいと思います(^^)

まず、オススメの漢方薬から


◆外でスポーツ、登山、キャンプなどをする方
  イスクラ 麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)

◆外で作業をすると、疲れからすぐに息切れ、動悸が起こりやすい方へ
  律鼓心(りっこしん)
  イスクラ 麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)

◆虚弱体質だけど、外で元気に遊びたい、またはGW中に虚弱体質を改善したい方
  霊鹿参(れいろくさん)
  補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

◆野外であまり活動はしないが、室内で趣味に没頭する方へ
  能活精(のうかっせい)

 


次に養生です。以下の3つを心がけると体調不良の予防に有効です。


◆十分な睡眠
休みだからといって、夜更かし、寝溜めをしない
早寝、早起きでリズムを整えましょう

◆3度の食事を摂る
特に朝食はしっかり摂りましょう

◆冷たい飲み物と一緒に食事をしない
胃腸機能(消化力など)が低下。下痢、軟便などを起こしやすくなり、十分な栄養が摂れなくなります

 


ご紹介した漢方薬や養生が、ゴールデンウィークを疲れなく、不調なく、楽しく過ごす一助になれば幸いです(^^)

 


<注意>
本ページで掲載している漢方薬は一例です。
個人の体質、その日の体調、生活習慣、生活環境などにより使う漢方薬は変わります。
漢方の知識を持った専門家(医師、薬剤師、登録販売者)に相談して適切な漢方薬を購入し服用してください。

熊本 菊陽町 菜の花漢方堂

まぶたピクピクは肝の弱り


『まぶたピクピクは肝の弱り』


「瞼(まぶた)が勝手にピクピク動く、痙攣する。」こういう経験されている方は多く、店頭でもよく聞きます。

中医学で体を五臓に分けるのですが、その中に「肝(かん)」という臓があります。肝は、筋、目と深く関係しており、肝の働きが悪くなってくると瞼(まぶた)のピクピクが起こります。

 


その「肝」の働きが悪くなる主な原因は2つ


ストレス と 血不足 です。


生活の中でストレスと血不足が起こりやすい状況は以下。


🔹人間関係でストレスが長期間続く
🔹ずっと忙しい為、ストレスが長期間溜まっている
🔹パソコン、スマホで目を酷使している
🔹毎日、夜更かしで睡眠不足
🔹胃腸が弱って、食べれていない(栄養不足)
🔹偏食(栄養のバランスが悪い)

 


原因がわかれば、対策できます。

最優先は、日頃の養生😊


🔸ストレスは極力避ける
🔸ストレスが避けれない場合は、ストレス解消する


好きな趣味に没頭
気の合う友人、家族とおしゃべり
アロマでリラックス


🔸日付が変わる前に寝て、十分な睡眠をとる
🔸寝床へスマホを持ち込まない
🔸寝る3時間前から食べ物をとらない
🔸食事は消化の良い、温かい食べ物をよく噛んで食べる。量は、腹八分目で
🔸血を補う食材を積極的にとる


タンパク質:鶏肉、豚肉、レバー、大豆
緑黄色野菜:人参、小松菜、ほうれん草、黒ゴマ、プルーン、レーズン、いちごなど

 


つぎに、漢方薬のご紹介をします。
肝の弱りは、気の巡り悪くしますので、気の巡りを改善するのと血不足なので補血が主になります。
一例を示します。


🔸ストレスでのイライラ、不安が強い場合
イスクラ 逍遙顆粒(しょうようかりゅう)
四逆散(しぎゃくさん)


🔸ストレスで腹部や脇腹の脹痛を伴う時
柴胡疎肝湯(さいこそかんとう)
イスクラ 開気丸(かいきがん)


🔸血が不足している時
イスクラ 婦宝当帰膠B(ふほうとうきこう)
イスクラ 参茸補血丸(さんじょうほけつがん)
イスクラ 心脾顆粒(しんぴかりゅう)
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

 


最後に
瞼のピクピクは、ストレスと血不足のサイン。
続けば、いずれ重大疾患を呼び込みます。

体が事前に送ってくれているサインを見逃さず、日頃の養生を改善し、元気に健やかな生活を送りたいですね。


<注意>
本ページで掲載している漢方薬は一例です。
個人の体質、その日の体調、生活習慣、生活環境などにより使う漢方薬は変わります。
漢方の知識を持った専門家(医師、薬剤師、登録販売者)に相談して適切な漢方薬を購入し服用してください。

熊本 菊陽町 菜の花漢方堂

赤みの症状は血熱かも


<赤みの症状は血熱かも>

新年度を迎えて
🔹職場、学校の環境
🔹一人暮らし、単身赴任で生活環境
に変化を生じている方、多いと思います。

 


環境が変わると、仕事量の増加、受験を控え勉強量の増加、人間関係の変化などで、ストレスを感じたりします。一人暮らし始めた方は、よく食生活が悪化したと相談で話されることも多いです。

上記のような状態が続くと、やがて体の中で熱がこもり、血が熱を持ち始めます。
これを血熱(けつねつ)と呼び、熱を特徴とする以下のような症状が出てきます。


🔸赤いニキビ、吹き出物ができる
🔸赤みを伴う肌荒れ
🔸ほてる、のぼせる
🔸口が乾く
🔸イライラ
🔸目の充血
🔸生理が早く来る
🔸生理時の経血量が多く、色が鮮やかな赤
🔸便秘
🔸寝付きが悪い

 


上記に心当たりのある方は、漢方薬や養生で早めにケアしましょう(^^)

では、よく使う漢方薬の一例を挙げます。
当店では、ベースに清営顆粒を使い、症状に併せて他の漢方薬を合わせることが多いです。


🔸赤いニキビ、吹き出物、肌荒れ、便秘など
イスクラ 清営顆粒(せいえいかりゅう)


🔸イライラ、生理不順
加味逍遙散(かみしょうようさん


🔸ほてり、のぼせ、口渇、目の充血
杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)
知柏地黄丸(ちばくじおうがん)


🔸寝付きが悪い時は
酸棗仁湯(さんそうにんとう)


🔸赤いニキビ、吹き出物
五味消毒飲加減(ごみしょうどくいんかげん)

 


<養生>
🔸夜更かしせず、十分な睡眠をとる
🔸アルコール、ジャンクフードは控える
🔸辛い物、甘い物は程々にする
🔸暴飲暴食しない
🔸好きなことや趣味に没頭、友だちとおしゃべり、運動などしてストレスを発散する

 


漢方薬は回復の手助けをしますが大切なのは養生。
乱れた生活習慣を改善し、うまくストレスを回避して、簡単に崩れない体作りを目指しましょう😊

 


<注意>
本ページで掲載している漢方薬は一例です。
個人の体質、その日の体調、生活習慣、生活環境などにより使う漢方薬は変わります。
漢方の知識を持った専門家(医師、薬剤師、登録販売者)に相談して適切な漢方薬を購入し服用してください。

熊本 菊陽町 菜の花漢方堂