赤みの症状は血熱かも


<赤みの症状は血熱かも>

新年度を迎えて
🔹職場、学校の環境
🔹一人暮らし、単身赴任で生活環境
に変化を生じている方、多いと思います。

 


環境が変わると、仕事量の増加、受験を控え勉強量の増加、人間関係の変化などで、ストレスを感じたりします。一人暮らし始めた方は、よく食生活が悪化したと相談で話されることも多いです。

上記のような状態が続くと、やがて体の中で熱がこもり、血が熱を持ち始めます。
これを血熱(けつねつ)と呼び、熱を特徴とする以下のような症状が出てきます。


🔸赤いニキビ、吹き出物ができる
🔸赤みを伴う肌荒れ
🔸ほてる、のぼせる
🔸口が乾く
🔸イライラ
🔸目の充血
🔸生理が早く来る
🔸生理時の経血量が多く、色が鮮やかな赤
🔸便秘
🔸寝付きが悪い

 


上記に心当たりのある方は、漢方薬や養生で早めにケアしましょう(^^)

では、よく使う漢方薬の一例を挙げます。
当店では、ベースに清営顆粒を使い、症状に併せて他の漢方薬を合わせることが多いです。


🔸赤いニキビ、吹き出物、肌荒れ、便秘など
イスクラ 清営顆粒(せいえいかりゅう)


🔸イライラ、生理不順
加味逍遙散(かみしょうようさん


🔸ほてり、のぼせ、口渇、目の充血
杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)
知柏地黄丸(ちばくじおうがん)


🔸寝付きが悪い時は
酸棗仁湯(さんそうにんとう)


🔸赤いニキビ、吹き出物
五味消毒飲加減(ごみしょうどくいんかげん)

 


<養生>
🔸夜更かしせず、十分な睡眠をとる
🔸アルコール、ジャンクフードは控える
🔸辛い物、甘い物は程々にする
🔸暴飲暴食しない
🔸好きなことや趣味に没頭、友だちとおしゃべり、運動などしてストレスを発散する

 


漢方薬は回復の手助けをしますが大切なのは養生。
乱れた生活習慣を改善し、うまくストレスを回避して、簡単に崩れない体作りを目指しましょう😊

 


<注意>
本ページで掲載している漢方薬は一例です。
個人の体質、その日の体調、生活習慣、生活環境などにより使う漢方薬は変わります。
漢方の知識を持った専門家(医師、薬剤師、登録販売者)に相談して適切な漢方薬を購入し服用してください。

熊本 菊陽町 菜の花漢方堂