低気圧の体調不良への養生

<徒然養生>


低気圧での体調不良

雨、台風など低気圧が近づいてくると頭痛、めまい、疲労感、だるいなどの体調不良を訴える相談をよく受けます。


イメージを掴んでもらうために、気圧が下がるということは、いわゆる高地にいる状態の様なもので、高山病に近いことが体で起こっていると相談でお話します。


気圧が下がると、体を抑えている圧が緩むので浮腫やすくなります。これは、体の水の巡りが悪くなっている、言い換えると水の排出がうまくいっていなサイン。水の排出は、血の巡りと深く関係、特に血の戻す方の巡りが悪くなっていると言えます。


症状がひどい時は、漢方薬でのケアを優先させます。
症状が軽い、または予防では、次の養生をオススメしています。


<養生>
・体を冷やさない
・冷たい飲食物を控え、温かい食事を摂る
・脂物、甘い物、味の濃い物の摂取を控える
・温かいお風呂に入浴する
・足の踵(かかと)上げをする(暇があれば頻繁にしましょう)



・深い深ーい深呼吸をする


鼻から5秒かけて息を吸い
口から15秒以上かけて息を吐く
この時、お腹をへこませて、背中につけるくらいのイメージで



養生は出来るところから少しずつが実践することが継続のコツです!!
上に挙げた養生で低気圧による体調不良が少しでも緩和されれば幸いです(^^)


熊本 菊陽町 菜の花漢方堂