腹痛、胃の不快感に健胃顆粒S

胃炎、胃腸虚弱、胃痛、腹痛、食欲不振、胃部不快感、腹部膨満感、悪心、下痢に効能がある『健胃顆粒S』をご紹介します。

健胃顆粒Sは、食事をすると胃の不快感(もたれ、張り)や腹痛、悪心が起こる人によく勧めている漢方薬です。

健胃顆粒Sをお勧めする人は、慢性の胃腸虚弱がベースにあります。
胃腸虚弱になってしまう原因を挙げると


・冷たい飲食物の摂りすぎ
・よく噛んで食べない
・食べてから、すぐに就寝する
・偏食(甘い物、脂物、辛い物の摂りすぎ)
・ストレスを長期間受けている
など


そして、胃腸機能が低下すると、飲食物を消化して胃から小腸へ運び、栄養を吸収するという「運化」という作業が正常にできなくなり、水分のさばきが悪く、胃腸に水の滞りや未消化物が残るなどが起こります。軟便、水様便の下痢になるのは、この運化うまくできていないからです。

さらに、胃腸機能低下は


・疲れやすい
・血不足(貧血など)
・冷え性
・体力、筋力の低下
・生理不順
など


他の症状を併発し、他の病気の引き金になります。

 


<構成生薬>
健胃顆粒Sは、上述の症状を解決する生薬で構成されています。


・弱っている脾胃を健やかに強くする補気健脾
党参、白朮、茯苓、甘草

胃が弱って、湿と呼ぶ溜まっている水をさばき取り除く燥湿化痰
陳皮、半夏

・鈍っている胃腸の動きを増進し痛みを取る理気止痛
木香、縮砂

 


<養生>
健胃顆粒Sを服用しながら養生を合わせることで、回復の促進と胃腸機能の低下を起こしにくい体作りができます。養生法は、胃腸虚弱の原因で挙げたことを正すと良いです。


・冷たい飲食物は避ける
胃腸の温度が35℃以下だと上手く機能しないと言われており、消化不良を起こします。

・消化の良い物をよく噛んで食べる
胃腸の負担を減らすことで、消化を助けます

・食事は、腹八分目の量を心がける
消化できる許容量を超えると、消化不良を起こします。

・就寝3時間前までに食事はすませる
夜間は消化酵素が減少し消化不良に。また、胃腸が活動していると眠りも浅くなり質の良い睡眠がとれず、疲れが残る悪循環にもなります。

・偏食をしない
甘いお菓子を食べ過ぎたり、辛いものばかりを食べたりと、インスタント食品ばかりを食べるなどの胃腸の負担を減らす。

・ストレスから離れる
可能な限りストレスから離れる。できない場合は、信頼のできる人と話をしたり、趣味に没頭したりして、ストレスを発散させましょう。

 


『健胃顆粒S』で、胃腸の調子を整え、胃腸のトラブルとサヨナラしましょう!!



90包入 11,880円※
45包入   6,490円
価格は、すべて税込みです。

※ご希望がございましたら、1包単位で販売できます。

熊本県 菊陽町 菜の花漢方堂

「先生」と呼ばれることに違和感!? 馬車が解決

漢方とは関係ない突拍子もないお題ですが、どうぞお付き合いください(^^;

 


辞書で「先生」を引くと
・学問や技術・芸能を教える人
・教師・師匠・医師・代議士など学識のある人を敬っていう語
とあります。



私の仕事の1つに、

来店くださったお客さんに必要な薬、養生などの情報を伝えお話します。

でも教師のような「教える」とは違うし、敬われるとも違うと、前々から思っていました。
ですので、お店で「先生」と呼ばれることにずっと違和感を持っていました。

(先生と呼ばれて、毎度、否定することはしませんが(笑))

 


そんなところへ、
つい先日、ビリギャルでご存知の小林さやかさんの本に書かれている「キラッキラ人生6原則」の1つに「コーチを探せ」という話を見て、


「コレだっ!!」と思いました。


コーチの意味の語源は、馬車です。
馬車は「大事な人や物を目的地に運ぶ」という事から次第に今の意味の
「運動競技の技術などについて指導・助言する人」に定着しました。


そうなんです。


大事なお客さんと一緒に健康という目的地に連れいていくのが私の仕事。
さながら、漢方、養生の知恵が馬車の代わりです。



このピクトグラムにすべての意味が詰まっていて、
菜の花漢方堂に来店してくださるお客さんに対して、寄り添い、健康という目的地に向けて進んでいきます。


そう、同じ方向を向いているんです。


このブログを読んで下さった方々、
先生という堅苦しいものは取り払って、気軽に相談に来てくださると嬉しいです(^^)

熊本県 菊陽町 菜の花漢方堂

耳鳴りに『滋腎通耳湯』!!

耳鳴り、聴力低下、めまいに効能がある『滋腎通耳湯』をご紹介します。



滋腎通耳湯は、セミの鳴くような「ジージー」、高い音の「キーーン」などの耳鳴りや、耳が聞こえにくくなった方にオススメしています

 


<症状が起こるメカニズム>
西洋医学的にみると、耳鳴り、聴力低下は、
1つのメカニズムとして、内耳の有毛細胞に異常が起こることにより
脳への音信号伝達にも異常が生じることで起こります。

中医学的に見てみます。
耳で拾った音は脳で識別されます。この耳と脳は、腎に属しています。
耳鳴り、聴力低下は、腎の機能が低下(腎虚)、衰えることによって起こります。

 


腎の機能を低下させる原因は、


・加齢(老化)
・夜型生活での睡眠不足
・冷たい飲食物の摂り過ぎ、薄着等で体を冷やす
・過労
・性生活の不摂生


などです。

また、ストレスにより肝の機能が低下すると、腎精にもなる肝の血が不足します。
腎の機能も低下し、ストレス性の耳鳴り、聴力低下が起こります。

 


<滋腎通耳湯の構成>


・血を補い、巡らせる。血は精にもなる為、腎精を補っている(補血行血、補腎精)
当帰、地黄、川芎、芍薬

・肝の気の巡りを良くする(疏肝解鬱)
柴胡、芍薬

・気の滞りを取り、巡らせる。鎮痙、鎮痛に働く(行気止痛)
白芷、香附子

・主に上焦(上半身)の虚熱を清熱する(清熱瀉火)
柴胡、黄芩、知母、黄柏

 


<価格>



90包入 11,550円※
価格は、すべて税込みです。

※ご希望がございましたら、1包単位で販売できます。

 

熊本県 菊陽町 菜の花漢方堂