10月の養生

<徒然養生>


10月の養生

過ごしやすい季節になってきました。
しかし、”朝晩の気温差”や”月の上旬と下旬の気温差”が大きい時期でもあります。

そして、10月になると「毎年、この寒暖差で体調を崩す」という話を店頭で聞くようになります。

中医学では、気血水が不足し、巡りが悪い時、体調を崩しやすくなると考えます。裏を返せば、気血水が充実し、巡りが良ければ健やかに過ごせるということです✨😊

では、以上を踏まえて、養生をお話したいと思います。


🔸食事は適量でバランスを重視し、温かい物を食べましょう
旬の食材は潤いをもたらします(オススメ)
 長芋、蓮根、さつまいも、里芋、きのこ類
 百合根、銀杏、梨、ぶどう、柿、
 サンマ、イワシ等

🔸冷たい飲食物は避ける
冷たい物を摂ってしまった時は、温かい物をプラスしましょう

🔸日付が変わる前に就寝し、毎日7時間くらいの睡眠時間をとりましょう

🔸毎日、湯船に浸かって入浴を❗❗
体が温まり、気血水が巡ります

🔸適度な運動を毎日しましょう
ウォーキングなど、無理のない運動を続けることが大事です


上記を、全てをいきなり行うのは無理かもしれません。まず、優先して実践していただきたいのは


🟠しっかり寝る
🟠湯船につかる
🟠冷たい物を取らない


です。

気血水を巡らせて、秋を健やかに過ごしましょう😊

熊本 菊陽町 菜の花漢方堂

秋の食養生

<徒然養生>


秋の食養生

秋は、湿度の高い夏から湿度が低い冬へ、大きく変化する時期🍁
この変化に体が対応できず、乾燥による


🔹空咳
🔹便秘
🔹口/鼻/のど/肌の乾燥


などの不調がでやすくなります。

乾燥に対して、白い食材で潤いを補うという考えが中医学にあります✨
おすすめの食材をご紹介致します。
ぜひ食事に取り入れてみてください。


<おすすめ食材>
🔸れんこん、長芋、里芋、大根
🔸白菜、白ネギ、白きくらげ、ゆり根
🔸しめじ、白ごま、梨
🔸サンマ、イワシなどの白身の魚


ご紹介の食材で体を潤し💧、乾燥の秋🍁を健やかに乗り切りましょう😊

熊本 菊陽町 菜の花漢方堂

秋バテの養生

<徒然養生>

秋バテの養生

秋分の日も近づき始めるこの頃になると


🔹疲れがとれない
🔹元気が出ない
🔹だるい
🔹食欲がない


等、体の調子がいまいち良くないという相談が増えます。

夏は、暑さで大量の汗をかく等で、勝手に体のエネルギー🔥をたくさん使います。
この時、十分に睡眠🥱をとっていなかったり、過労、少食、偏食などをしていると、体の疲労と修復不足が蓄積し、秋の入り口で体に不調がでてきます。特に酷暑と言われる夏の後は、秋バテの方が多いと感じます😌

それでは、秋バテへの養生をご紹介します。

最優先は、


🔸十分な睡眠(日付が変わる前に就寝)
🔸胃腸にやさしい、滋養のある温かい食べ物を摂る
✨おすすめ食材✨
   かぼちゃ、人参、れんこん
   米🌾、里芋、山芋、さつまいも
   きのこ類
   サンマ、イワシ


です。

すでに秋バテになっている方は、上記に加え


🔸冷たい飲食物、生ものは控える
🔸日中に太陽の光をしっかりと浴びる


ことをおすすめします✨

ご紹介した養生で、秋バテを解消し、元気に健やかに秋を過ごしましょう😊

熊本 菊陽町 菜の花漢方堂