ドライアイ、かすみ目は、体の中から潤し改善


『ドライアイ、かすみ目は、体の中から潤し改善』

気候は乾燥しない暑い時期ですが、ドライアイ、かすみ目の訴えは多いです。

そもそも、残暑の今は、暑さで大量の汗が出ます。汗を出すためには、心臓をいつもより動かすため気(エネルギー)も血も消耗します。6月後半くらいから、大量に発汗する気温が続いているので、上手に休養をとり、栄養が補給できていないと、気血水が大量に消耗している状態になっています。
そんなところへ、エアコンのきいた乾燥した部屋に入れば、目を潤す力が減少しているため、ドライアイやかすみ目になりやすくなります。
昨今は、長時間パソコンでの仕事、ずっとスマホで動画視聴などをするため、拍車をかけて目が乾燥します。

対処としては、外から目薬をさしながら、体の中からも潤いを取り戻したほうが症状の改善を早め、かつ予防にもなります。


では、ドライアイやかすみ目でよく提案する漢方薬と養生をご紹介します。
<漢方薬>


◆目を使いすぎてのかすみ目、目の乾燥
杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)
石決明製剤(せきけつめいせいざい)


【併用】
・加えて目の充血を伴っている場合
洗肝明目湯(せんかんめいもくとう)


・加齢から腎の弱りがある場合
滋腎明目湯(じじんめいもくとう)

 


<養生>


🔶こまめに目の休憩
1時間に1回、5分ほど目の休憩をしましょう。この時、スマホ📱を見るのはNGですよ(^^b
肩こりがある場合は、肩のこりをほぐすストレッチをしましょう。肩周りの血流が良くなると首から上への血流も良くなります。


🔶目の血行を促すツボをマッサージ
下図に示すツボを指の腹でやさしく押してあげましょう(10回程度)


🔶目の乾燥を防ぐ
エアコンの風が直接目に当たらないようにする。乾燥がひどい時は、目薬をこまめに使う


🔶十分な睡眠をとる
就寝1時間前から、スマホ、パソコン、テレビの視聴を控える


🔶目に良い栄養をしっかり補給
にんじん、山芋、ほうれんそう、大豆製品、肉・魚
ブルーベリー、クコの実(ゴジベリー)
などを積極的にとりましょう

 


目の乾燥は、目の病気を誘引します。目の病気で見えづらくなると、生活に支障を与え、日常生活が不便になります。毎日ケアして、目スッキリ、快適に過ごしたいですね✨

 


<注意>
本ページで掲載している漢方薬は一例です。
個人の体質、その日の体調、生活習慣、生活環境などにより使う漢方薬は変わります。
漢方の知識を持った専門家(医師、薬剤師、登録販売者)に相談し、適切な漢方薬をご購入ください。

熊本 菊陽町 菜の花漢方堂

残暑を乗り切る漢方の知恵


『残暑を乗り切る漢方の知恵』

日中の猛暑。あと一ヶ月くらいは続きそうですね😓。皆さん夏バテにはなっていませんか?

30℃を超える暑い日は、たくさん汗💦をかくため、🔥エネルギー(気)と💧水分(陰)を大量に消費します。漢方ではこれを、気陰両虚(きいんりょうきょ)といいます。

急激な水分の消耗は、水分を含む血液も減ります。血が減ると、心臓は、体を維持するためにもっと動くため、エネルギー(気)をより消費します。

そして、水の量が少ない川の流れが悪くなるのと同じで、血量が少ないと末端の流れが悪くなります。栄養が運ばれる量が減ると同時に、老廃物を持って返る量も減ります。

このダブルパンチで、疲労がたまる負のスパイラルに陥ります。

そして、8月も後半になってくると、かなり疲労が蓄積して次のような症状が出てきます。一般的に夏バテといいますね(^^)


🔹ちょっとした運動(階段の上り等)で動悸、息切れ
🔹倦怠感が抜けない
🔹胃もたれを起こしやすい
🔹食が細る
🔹すぐに疲れ、喋るのが億劫になる。声がか細くなる
🔹むくみやすい
など


漢方の対策としては、漢方薬で体の立て直しをはかり、養生で回復を早めます。この対策は、気陰両虚にならないよう予防にもなります。

では、漢方薬と養生をご紹介します。

<漢方薬>


◆気陰両虚のファーストチョイス
麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)


・気の不足が大きい場合、次を併用
補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
清暑益気湯(せいしょえっきとう)


・陰の不足が大きい場合、次を併用
味麦地黄丸(みばくじおうがん)
杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)
亀板製剤(きばんせいざい)

 


<養生>


🔸朝食は必ず食べる。消化の良い温かい物で

🔸こってり脂物、甘い物、味の濃い食べ物は程々に

🔸こまめな水分補給


ノドが乾いたと感じる前に適度に水分補給を
常温、または温かいお茶などがオススメ


🔸冷たい飲食物は極力避ける

🔸日付が変わる前に就寝し、十分な睡眠をとる

🔸日中の暑い時間の活動は避ける

🔸過労は避ける

 


以上です。

あと一ヶ月くらい続く暑い時期を漢方薬と養生で元気に乗り切りましょう😊

 


<注意>
本ページで掲載している漢方薬は一例です。
個人の体質、その日の体調、生活習慣、生活環境などにより使う漢方薬は変わります。
漢方の知識を持った専門家(医師、薬剤師、登録販売者)に相談し、適切な漢方薬をご購入ください。

熊本 菊陽町 菜の花漢方堂

夏の咳は漢方で早く治そう!!


『夏の咳は漢方で早く治そう!!』

立秋を過ぎ「残暑お見舞い申し上げます。」が時候の挨拶ですが・・・

残暑にしては暑すぎですね😓

さて、猛暑が続くなか、咳症状でのお客さんが多いと感じております。
昼間も冷房の部屋、寝るときも冷房をつけているので、鼻や喉が乾燥し、気管支にも負担がかかり、咳症状がでやすくなっていると推測しています。
また、風邪、百日咳、新型コロナなどが流行しているので、その影響もあると感じています。流行りの感冒に罹患後、咳がなかなか止まらないというお声もよく聞きます。

漢方では、体の外の要因である、燥邪寒邪風邪に侵襲されて、「肺」が傷んで、咳がでると考えて対処することが多いです。
この暑くて湿度が高いのに寒邪、燥邪?と思われますよね。
寒邪は冬だけではないです。汗をかいたり、夕立の雨で濡れたりして体を冷やしてしまうのも寒邪の冷えと捉えます。
また、前述していますが、冷房によって乾燥するので、夏の湿度の高い時期でも、燥邪に侵されます。


<感冒に罹患するよくあるパターン>
汗をかいて、そのまま冷房の部屋にいて体を冷やすし、免疫力を低下させる。
かつ、冷房で鼻、喉が乾燥する。そこへ、感冒のウイルスが侵襲、罹患し、咳がでるというパターン

 


よって、まず養生が大切になります。
<養生>


🔶汗、雨でぬれての冷えを防ぐ
タオルを数枚常備し、濡れた部分をこまめに拭き取る。
背中が濡れている場合は、服と背中の間にタオルを1枚入れて冷えを防ぐなど


🔶仕事中、冷房で乾燥した部屋にいる場合は、マスクをし、こまめにうがい


🔶口呼吸になりがちな人は、睡眠中は部屋を加湿


🔶温かい飲食物を摂り、体を冷やさない
冷たい飲み物で体の中から冷やす方が多い。内寒(ないかん)とも言い、外からの冷え(寒邪)に侵襲されやすくなります。

 


次に咳症状への漢方薬と予防薬をご紹介します。
<漢方薬>


◆予防
・イスクラ 麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)
・板藍根製剤(ばんらんこんせいざい)


◆急性の咳
・麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)
・柴陥湯(さいかんとう)
・参蘇飲(じんそいん)


◆長引く咳
・竹葉石膏湯(ちくようせっこうとう) <- コンコン空咳
・小陥胸湯(しょうかんきょうとう) <- 痰が絡む時


◆咳と共にノドの痛みがある
・イスクラ 涼解楽(りょうかいらく)
・駆風解毒湯(くふうげどくとう)

 


咳症状が続くと生活に支障がでますし、何より辛いですよね。養生と漢方薬で早い回復を目指しましょう。

 


<注意>
本ページで掲載している漢方薬は一例です。
個人の体質、その日の体調、生活習慣、生活環境などにより使う漢方薬は変わります。
漢方の知識を持った専門家(医師、薬剤師、登録販売者)に相談し、適切な漢方薬をご購入ください。

熊本 菊陽町 菜の花漢方堂