骨の養生

徒然養生



骨の養生


最古の医学書「黄帝内経」に病みやすい動作の1つとして、立ちっぱなしは”骨”の過労と記されています。

立ちっぱなしは、血の巡りを悪くさせ、骨に必要なものが届きにくくなり、老廃物も停滞します。よって、浮腫みも生じやすくなります。
1日中立ち仕事で、夕方に足がパンパンにむくんだ経験があるという方、多いと思います😊
また、体重が関節へ長時間負荷をかける状態ですので、関節が傷みやすくなります。


逆に、動かなさ過ぎも駄目です。
日頃から歩くなどして足の裏に振動や負荷をかけていないと、体はここまで骨を強くしなくて良いと捉えてしまい、骨が弱っていき、折れやすくなったりします。
高齢者の方だけの問題ではなく、若い方でも骨は弱りますよ❗❗

何事も過ぎたるは・・・
ってことですね

心当たりのある方、程々に動きましょう


立ちっぱなしの方
・屈伸
・その場足踏み
・かかと上げてストンと落とす
・座ろうと思えば座れる人は、1時間に1度は座るようにしましょう

動かなさすぎの方
・屈伸
・その場足踏み
・かかと上げてストンと落とす
・運動ができる時間があれば、ウォーキングなど行う

そして、どちらも1日の終わりは、
お風呂に入って、足のストレッチやマッサージをして、労ってあげましょう(^^)


骨は1日では丈夫になりません。
毎日の積み重ねが大切です。出来るところから骨の養生を始めましょう(^^)

熊本 菊陽町 菜の花漢方堂

目の養生

徒然養生



目の養生


40歳代男性が朝9時からパソコンなどのOA作業を始めると、午後4時には目の調整能力が8歳老化するという調査結果があります。
そして、現代はスマホの普及に伴い、休憩中まで目を酷使する環境が整っています。目のケアがより重要な時代とも言えます。

さて漢方で目は、血を貯蔵し気の巡りを整える「肝」が深く関わっていると考えます。
よって、肝の血が十分にあり、気の巡りがスムーズであれば、目は健やかに保たれます。

これらの漢方の考えをふまえた目の養生法をご紹介します。


<目の養生>
🔶しっかり栄養補給
にんじん、大豆製品、肉・魚、ブルーベリー
 ほうれんそう、棗(なつめ)、クコの実(ゴジベリー)
など積極的にとりましょう

🔶こまめに目の休憩
最低1時間に1回、5分ほど目の休憩をしましょう。この時、スマホ📱見るのは🆖
そして、1日に1回でもよいので、蒸しタオル※を目へのせて、目を温めてあげましょう。
※蒸しタオルの作り方
タオルを水でしっかり濡らして緩めに絞る
加熱中の乾燥防止にラップで包む
500〜600wのレンジで30秒〜1分を目安に温める

🔶目の乾燥を防ぐ
エアコンの風が直接目に当たらないようにする。乾燥がひどい時は、目薬をこまめに使う

🔶十分な睡眠をとる
就寝1時間前には、スマホ、パソコン、テレビを見るのを控える


目を酷使した時に、私がよくやっているのは蒸しタオルを目にのせるです😊
とても目👀がスッキリします。
オススメです✨

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漢方で美容をケア

徒然養生



漢方で美容をケア


漢方相談は女性の方が多く、
お悩みの症状が軽減してくると、気持ちに余裕がでてきて、美容の話に移行することがあります。

この時、よく「活血」のお話をします😊

漢方で活血とは、身体の隅々までスムーズに血が流れるようにすることを言います。

美容に関する良い物を使ったり、食べ物に気を使っていても、お肌へ届かなければ意味がありません。

活血という考えを取り入れることによって
身体の隅々まで必要な栄養が十分届き、老廃物は回収することができるようになります。
すると内からお肌が元気になり、美容の手助けをしてくれます。


活血の養生としては


🔶血の巡りをよくする食材を摂る
 ねぎ、玉ねぎ、青魚、黒豆、らっきょう
 にんにく、しょうが、シナモン、黒酢など
🔶肥甘厚味を控える
 肥甘厚味とは、脂っこいもの、甘い物、味の濃い物をさします
🔶冷たい飲食物を控える
🔶毎日の適度な運動と入浴
などです。


上に挙げた養生はとても大切でベースになります。加えて、漢方薬を合わせて使うと早く実感を得る方が多いです。

尚、体質によって活血で使う漢方薬は変わってきますので、ご興味の有る方はご相談ください😊

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