今から始めよう花粉症対策


新年あけましておめでとうございます🐎
旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。
本年も変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げますm(__)m

 


『今から始めよう花粉症対策』

今年最初の暮らしに役立つ漢方情報は、花粉症対策です。調べてみると、九州は、2月上旬に飛散開始となるようです。(日本気象協会が2025/12/2に発表した花粉飛散予測)。よって、1ヶ月後には、花粉が飛び始めます。ちなみに九州の飛散量は、例年並みと予測されていました。


「まだ、新年明けたばかりになのに、花粉症?」と、思われる方も多いと思います。今から花粉症対策を話す理由としては、漢方薬を短期間服用しただけで体質をすぐに変えることができないからです。経験則として、漢方で花粉症対策をする場合は、一ヶ月前を推奨しています。


漢方での花粉症対策は、「衛気(えき:粘膜などの防衛力)を高める」ということを中心に行います。この衛気を高めるのは、漢方薬の両輪で行います。
それでは、漢方薬と養生をご紹介していきます。


<漢方薬>
黄耆(おうぎ)という生薬を中心にした漢方薬を使って衛気(バリア機能)を高める体質改善行います。一例の漢方薬を以下に挙げます。


イスクラ衛益顆粒(えいえきかりゅう)
玉屏風散(ぎょくへいふうさん)
桂枝加黄耆湯(けいしかおうぎとう)
黄耆建中湯(おうぎけんちゅうとう)
荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう) <-黄耆は入っていませんが、体質改善でよく使います

※他にも使う漢方薬はあります。店頭でお一人お一人に合う商品を提案しています。

 


<養生>
養生のポイントは2つ。「体を冷やさない」「腸内環境を整える」です。
次に示す養生を心がけてみてください。


🔶冷たい飲食物は極力さける。(特に、冷たい飲み物と一緒に食事をするのは避けましょう)
🔶温かい、消化の良い食べ物を腹八分目で摂る(暴飲暴食禁止)
🔶食事内容はバランスよく。食物繊維、発酵食品を積極的に摂りましょう。
🔶寝る3時間前から間食は避ける
🔶毎日のお通じがあるよう整える
🔶十分な睡眠時間をとる。日付が変わる前には就寝。夜更かししない
🔶体を冷やさない。寒い環境では衣服、カイロなどでしっかり防寒を心がける

 


挙げた養生すべてをいきなり実践するのが難しいという方は、冷たい飲食物を避けることを最優先で実践してみてください(^^b

本ページをご覧になっていただき、花粉症シーズンに入った時、いつもより症状が軽くなることの手助けになれば幸いです(^^)

 


<注意>
本ページで掲載している漢方薬は一例です。
個人の体質、その日の体調、生活習慣、生活環境などにより使う漢方薬は変わります。
漢方の知識を持った専門家(医師、薬剤師、登録販売者)に相談し、適切な漢方薬をご購入ください。

熊本 菊陽町 菜の花漢方堂

漢方で年末年始を元気に過ごそう!!


『漢方で年末年始を元気に過ごそう!!』

今年もあっという間でした😊1年を楽しく営業できましたのは、ひとえにご来店くださった皆様のおかげです。誠にありがとうございました。

今年最後は、年末年始を元気過ごせるよう、養生や漢方薬を思いつくままにお話したいと思います。

 


🔶暴飲暴食に気をつけましょう
年末年始は、豪華な食事や外食、お酒の機会が増えます。ついつい、いつもより多く食べ過ぎ、飲み過ぎてしまうこともあります。そのような時に活躍する漢方薬を以下にご紹介します。


・食べすぎの漢方薬
加味平胃散(かみへいいさん)
山楂子製剤(さんざしせいざい)


・飲み過ぎ
黄連解毒湯(おうれんげどくとう) <- 二日酔いに
五苓散(ごれいさん)<- むくみがひどい時


<暴飲暴食の予防>
食べすぎていないかを自分の舌を見てチェックしましょう。
肥甘厚味(脂物、甘い物、味の濃い物)を食べすぎると、痰湿(たんしつ)という病的な水が溜まりやすくなります。痰湿は、”舌苔の厚さ”となって現れます。舌苔が厚くなって、口腔に粘り気を感じたら、食べる量を程々にして予防しましょう。

 


🔶カゼに気をつけよう
カゼを引くと、楽しい年末年始が台無し。カゼかな?と思ったら、まず自分の症状を見極めて、早めに漢方薬を服用しましょう。対処が早ければ早いほど悪化を軽減できます。


・悪寒、発熱、頭痛、無汗の場合
葛根湯(かっこんとう)


・熱っぽい、喉が痛い、口が渇く、有汗(少し)
銀翹散(ぎんぎょうさん)


※急な高熱、強い寒気、筋肉、関節が痛い等の症状がでた場合は、インフルエンザの可能性が高いです。迷わず病院を受診してください


<カゼの予防>
基本は、手洗い、うがいです。漢方視点で追加するならば、それは、首、手首、足首の3首を温めて冷やさないことです。3首を温めることで、風邪(ふうじゃ)の侵襲を防ぐと言われています。

 


🔶晴れた日は、外にでて日光浴☀️
寒さで外にでるのは億劫になりますが、晴れた日はしっかし着込んで、外にでて日光浴をしましょう。
冬は、やる気が出ない、気分が落ち込むというウインターブルー(冬季うつ)が生じやすくなります。これは、日照時間が短いことでセロトニンなどの神経伝達物質が不足するからです。
これは漢方の考え方でも説明できます。「陽」🔥は作り出す力ですので、日光浴で「陽」を浴びることは、不足しがちな神経伝達物質を作り出す力を補充します。補足ですが、体の背中は「陽」側、お腹側は「陰」側ですので、とくに背中に太陽の光を浴びることをオススメします。

 


以上、思いつくままに挙げてみました。元気に過ごす一助になれば幸いです。

最後に、今年も1年、大変お世話になりました。来年も変わらぬご愛顧賜りますよう、よろしくお願い致しますm(__)m

どうぞ、良いお年をお過ごしください(^^b


<注意>
本ページで掲載している漢方薬は一例です。
個人の体質、その日の体調、生活習慣、生活環境などにより使う漢方薬は変わります。
漢方の知識を持った専門家(医師、薬剤師、登録販売者)に相談し、適切な漢方薬をご購入ください。

熊本 菊陽町 菜の花漢方堂

寒い冬の関節痛、漢方でケアしよう!!


『寒い冬の関節痛、漢方でケアしよう!!』

二十四節気の大雪に入り、毎日寒いですね。
寒さは、血水の流れが悪くするため、関節痛が悪化しやすくなります。
膝痛、腰痛などの関節痛をお持ちの方にとって、冬はあまり嬉しくないかもしれません。

また現代では、寒さに加え、運動不足や、肥甘厚味(脂っこい物、甘い物、味の濃い物)の食べ過ぎにより、必要以上の物が体へ入り、体にとって害になる水(すい)が産まれ、それが原因で関節痛を起こしています。

体に害となる水(すい)は、痰飲(たんいん)と呼びます。他にも状態によって呼び方が変わりますが、ここでは割愛します。


補足:水(すい)とは、汗、涙、鼻みず、唾液、粘液、関節液、髄液などのことです。中医学では、水のことを津液(しんえき)といいます。津(しん)はサラサラの液体、液(えき)は粘度が強い液体を意味します。以降は、津液(しんえき)という言葉を使います。


津液(しんえき)は、体の各部に見合う適切な粘度であれば、問題ないのです。しかし、上記に挙げた寒さ、運動不足、肥甘厚味の摂りすぎ、肥満などで、津液の成分と熱のバランスが崩れますと、粘度が増して関節痛を誘引します。

関節痛の発生機序の一例を挙げますと、


例)肥甘厚味の摂りすぎで、津液の粘度が異常に増します。筋や筋肉が正常に伸縮していたのが、伸びたものが縮まず、伸びたままになり、神経を引っ張り続けることで、痛みにつながったりします。


よって、漢方は、痰飲を取り除くことで、関節痛を改善していきます。
それでは、まず漢方薬をご紹介致します。


<漢方薬>
痰飲による腰痛、関節痛、神経痛


◆ベースとして使用する漢方薬の一例
五積散(ごしゃくさん)
疎経活血湯(そけいかっけつとう)
独活寄生丸(どっかつきせいがん)


※痰飲に加え、加齢、血の巡りの悪さを踏まえてベースの漢方薬を決めていきます。場合によっては、以下に紹介する併用薬使っていきます。


◆痰飲が強い時、以下を併用
清湿化痰湯(せいしつけたんとう)
二陳湯(にちんとう)


◆加齢と冷えが強い時、以下を併用
八味地黄丸(はちみじおうがん)


◆上半身の冷えが強い時、以下を併用
桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)


◆下半身の冷えが強い時、以下を併用
苓姜朮甘湯(りょうきょうじゅつかんとう)


◆下半身のむくみが強い時、以下を併用
防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
薏苡仁湯(よくいにんとう)


◆血の巡りの悪さが強い時、以下を併用
冠元顆粒(かんげんかりゅう)
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)


◆潤い(血水)が足りない時、以下を併用
四物湯(しもつとう)
十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)
六味丸(ろくみがん)

 


次に養生をご紹介します。以下の3つの養生を徹底することが、関節痛改善の近道になります。


🔶体を冷やさない
温かい衣服。温かい食事。冷たい飲食物は取らない


🔶食事は肥甘厚味(脂っこい物、甘い物、味の濃い物)を避ける
暴飲暴食はせず、腹八分目で


🔶適度な運動
まずは、無理のない範囲でストレッチから

 


以上です。
上記に挙げた漢方薬と養生で少しでも関節痛が緩和されると幸いです(^^)
関節痛のご相談では、適切な漢方薬と運動なども一緒にお伝えしております。お気軽にご相談ください。

 


<注意>
本ページで掲載している漢方薬は一例です。
個人の体質、その日の体調、生活習慣、生活環境などにより使う漢方薬は変わります。
漢方の知識を持った専門家(医師、薬剤師、登録販売者)に相談し、適切な漢方薬をご購入ください。

熊本 菊陽町 菜の花漢方堂