その疲労倦怠感、秋バテかも


『その疲労倦怠感、秋バテかも』

二十四節気の白露(はくろ)に入っていますが、昼間は30℃を超える暑さが続きます。昨今は、夏のような暑さが9月下旬ころまで続くため、次のような秋バテ症状を訴える方が増えています。


🔹疲れがとれない
🔹朝起きるのがつらい
🔹元気、やる気が出ない
🔹だるい
🔹食欲がない


理由として、
7~8月の猛暑中は、心臓に負担をかけて大量の汗をかくため、体内のエネルギー🔥を大量消費します。この期間に


🔷十分に睡眠🥱をとれない
🔷過労で休養できない
🔷少食、偏食など、十分な栄養がとれない


などがあると、疲労が蓄積し、体の修復が遅れます。
加えて、9月に入っても猛暑が続くため、体の回復が追いつかなくなり、秋バテ症状を訴える方が急増します。

昨今は、30℃を越す気温が長く続くため、秋バテが増えたと感じています😌

秋バテの回復には、体の中で不足している栄養を補い、立て直していく必要があります。
それでは、漢方薬と養生をご紹介します。

<漢方薬>


◆主に疲労で体が弱っている(やる気、元気がでない)
麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)
補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)
人参、牛黄、鹿茸を含む製剤

 


◆主に食欲不振
健胃顆粒(けんいかりゅう)
香砂六君子湯(こうしゃりっくんしとう)
藿香正気散(かっこうしょうきさん)
黄耆建中湯(おうぎけんちゅうとう)
山楂子製剤(さんざしせいざい)

 


◆気血が不足気味
心脾顆粒(しんぴかりゅう)
婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)
参茸補血丸(さんじょうほけつがん)

 


<養生>
養生は、無理をせず、体に負担をかけないことを優先します。


🔸十分な睡眠(日付が変わる前に就寝)と休養をとる
🔸朝と昼はしっかり食事をとり、夕食が遅くなりそうなら、少量で消化のよい物を
🔸食事は、胃腸にやさしい、滋養のある温かい食べ物を摂る


✨おすすめ食材✨
かぼちゃ、人参、れんこん
米🌾、里芋、山芋、さつまいも、栗、
きのこ類
サンマ、イワシ


🔸冷たい飲食物、生ものは控える

 


ご紹介した養生で、秋バテを回復または予防し、過ごしやすくなる秋を元気に満喫しましょう😊

 


<注意>
本ページで掲載している漢方薬は一例です。
個人の体質、その日の体調、生活習慣、生活環境などにより使う漢方薬は変わります。
漢方の知識を持った専門家(医師、薬剤師、登録販売者)に相談し、適切な漢方薬をご購入ください。

熊本 菊陽町 菜の花漢方堂

残暑と乾燥が進む初秋の漢方


『残暑と乾燥が進む初秋の漢方』

明日から9月ですが、まだまだ厳しい残暑が続きます。
漢方で秋は、温燥(おんそう)涼燥(りょうそう)の2タイプで考え、それらを気をつけたいポイントとしています。


温燥(おんそう):夏の暑さが残る初秋の頃の乾燥
涼燥(りょうそう):寒さが加わり始める頃の乾燥


立秋から3週間ほど経った初秋の今は、温燥に注意しないといけません。

温燥時の不調としては


・喉、気管支などの粘膜の乾燥からくる咳、喉痛
・黄色く出にくい痰
・微熱、寒気、頭痛(昼と夜の寒暖差からくる、風邪の初期症状)
・のどの渇き


などです。
また、もともと潤い(水、血)が不足している方は、ほてり、のぼせ、目、肌の乾燥なども出やすくなります。

では、温燥時期によく使う漢方薬と養生をご紹介します。
<漢方薬>


◆乾燥からくる咳
竹葉石膏湯(ちくようせっこうとう)
麦門冬湯(ばくもんどうとう)

 


◆乾燥からくる喉痛み
銀翹散(ぎんぎょうさん)
涼解楽(りょうかいらく)
金羚感冒散(きんれいかんぼうさん)

 


◆黄色く切れにくい痰、声のかすれ
小陥胸湯(しょうかんきょうとう)
余甘子製剤(よかんしせいざい)

 


◆潤い不足からくる熱のこもりなど
瀉火補腎丸(しゃかほじんがん)
知柏地黄丸(ちばくじおうがん)
加味逍遙散(かみしょうようさん)
滋陰降火湯(じいんこうかとう)

 


◆慢性的な潤い不足の体質改善
六味丸(ろくみがん)
味麦地黄丸(みばくじおうがん)
杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)

 


<養生>


🔶食べ物で体を潤す(秋の食材がオススメ)
ごぼう、山芋、里芋、れんこん、きゅうり、ゆり根
梨、ぶどう、柿
はちみつ、温かい緑茶


🔶甘い物、辛い物、味の濃い物、アルコールは控えめに
バランスの良い食事を心がける


🔶十分な睡眠をとる
秋の夜長ですが、日付が変わる前には就寝を


🔶お通じを整え、毎日の排便心がける

 


<注意>
本ページで掲載している漢方薬は一例です。
個人の体質、その日の体調、生活習慣、生活環境などにより使う漢方薬は変わります。
漢方の知識を持った専門家(医師、薬剤師、登録販売者)に相談し、適切な漢方薬をご購入ください。

熊本 菊陽町 菜の花漢方堂

災害時の心身をケアする漢方


『災害時の心身をケアする漢方』

この度の地震により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

当店も強い揺れに見舞われましたが、大きな被害はありませんでした。
現在は、通常営業しております。

今回は、
地震など大きな災害にあった時、心身をケアする漢方などをご紹介します。

最初にお話するのは、メンタルのケア(養生)です。
心身一如(しんしんいちじょ)と言って、心は身体に影響します。
気持ちが心が折れたら、身体は動きません。心が折れないよう


🔶心の負担を軽減しよう
周りの方と声を掛け合い、困っていることや不安な事を話しあいましょう
愚痴もいっぱい話してストレス解消しましょう

 


次に、暑さが疲労を増加させます。


🔶地震後の片付けは、できるだけ二人以上で行うことで疲労の負担を軽減しましょう
声を掛け合いながらの水分補給は、お互いの熱中症予防にもなります。


🔶疲れを感じたら迷わず『休憩』
気温が高くなる時間帯(12時~15時)は、可能な限り、休憩にあてる
夜に眠れていない人は、昼寝で十分な休養をとりましょう


🔶食べれる時にしっかり食べましょう
食欲がない人は、少量でも良いです。無理せず、少しずつ、よく噛んで食べましょう

 

 


<漢方薬>


◆地震からの恐怖、不安が続いての不眠
温胆湯(うんたんとう)
柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼうれいとう)
心脾顆粒(しんぴかりゅう)


※腸を刺激してお通じをよくする大黄が入っています。胃腸が弱い人は避けた方が良いです。


併せて動悸を伴ったり、胃腸に不調がある時
敬震丹(けいしんたん)

 


◆地震後、疲労からの不眠(ほてり感がある時)
酸棗仁湯(さんそうにんとう)
黄連解毒湯(おうれんげどくとう)

 


◆地震後の後片付けでの疲労予防、滋養強壮
麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう) <-熱中症の予防に
活寿内服液(かつじゅないふくえき)

 


最後に、
地震にあった方々が、一日でも早く平穏な生活に戻れることを心よりお祈り申し上げます。

 


<注意>
本ページで掲載している漢方薬は一例です。
個人の体質、その日の体調、生活習慣、生活環境などにより使う漢方薬は変わります。
漢方の知識を持った専門家(医師、薬剤師、登録販売者)に相談し、適切な漢方薬をご購入ください。

熊本 菊陽町 菜の花漢方堂