漢方でGWを元気に過ごそう!!


『漢方でGWを元気に過ごそう!!』

来週からは、ゴールデンウィーク(GW)❗❗
4/29から8連休という方も多いのでは(^^b

外出の機会が増えると思いますが、晴れると25℃以上の夏日になりますので体調に注意が必要です。

GW期間、またはGW明けに店頭で多い相談として、


🔹ひどい疲れ
🔹動悸、息切れ(暑さによる体力消耗からくるものが多い)
🔹風邪症状(体力低下からくるものが多い)
🔹胃腸不調(腹痛、胃もたれ、下痢、軟便)


などです。

強い疲れは、デスクワークがメインのお仕事をしている方が、暑い野外でキャンプ、スポーツなど、慣れていない激しい活動を行っての訴えが多いと感じています。暑い中での活動は、エネルギーをたくさん使い、汗もたくさんかきます。すると、運動不足の方は、エネルギーと潤いがすぐに不足した状態になります。人によっては、動悸、息切れを併せて訴えることもあります。
漢方では、このような状態を気陰両虚(きいんりょうきょ)と言います。消耗した潤いとエネルギーを補って回復をはかります。

次に風邪症状は、疲れや夜ふかしによる寝不足から体力が低下し、免疫力が落ちるので、熱、咳、頭痛、喉の痛み、鼻水などの症状が起こりやすくなります。
漢方では、このような状態を気虚(エネルギー不足)からくる衛表不固(えひょうふこ:防御力の低下)といいます。エネルギーを補って、回復をはかります。

胃腸不調は、体力が低下すると、胃腸を動かす力も低下するので、胃もたれ、食欲不振などが起こりやすくなります。また、暑いので冷たい物を摂りすぎたりすると、腹痛、下痢なども起こしやすくなります。漢方では、脾虚(ひきょ)といいます。お腹を温め、整える漢方薬で回復をはかります。

GWに入ると生活のリズムが崩れてしまう方は、上述に列挙した症状が出やすくなるので、とにかくご注意を(^^b

では、GW期間中に体調不良が起こらないよう、または起こってしまったら早く改善するための漢方薬と養生をお伝えしたいと思います(^^)


<漢方薬>


◆野外で活動(スポーツ、キャンプなど)での疲れに
イスクラ 麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)
※日頃から体力のない方は、予防での服用もオススメ
参茸大補丸錠(さんじょうだいほがんじょう)

 


◆野外で活動をすると、疲れに加えて動悸、息切れを起こしやすい方
律鼓心(りっこしん)
イスクラ 麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)

 


◆疲れると胃腸不調を起こしやすい方
補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
小建中湯(しょうけんちゅうとう)<-お子さん、高齢者によくご提案

 


◆疲れから胃もたれ、食欲不振などを起こしやすい方
加味平胃散(かみへいいさん)
山査子製剤(さんざしせいざい)

 


◆体力低下からくる風邪予防に
衛益顆粒(えいえきかりゅう)


 ※風邪に対する漢方薬は症状によって変わるため、割愛します。

 


次に養生です。以下の3つを心がけると体調不良の予防になりますよ。
<養生>


🔶十分な睡眠
休みでも夜更かし、寝溜めをしない。早寝、早起きでリズムを整えましょう


🔶3度の食事を摂る
特に朝食は抜かず、しっかり摂りましょう
夕食は、量少なめをおすすめします。


🔶冷たい物を摂りすぎない。特に冷たい飲み物と一緒に食事をしない
胃腸機能(消化力など)が低下します。下痢、軟便などが起こりやすく、十分な栄養が摂れなくなります

 


以上に挙げた漢方薬と養生が、ゴールデン・ウィーク期間を楽しく元気に過ごす一助になれば幸いです(^^)

 


<注意>
本ページで掲載している漢方薬は一例です。
個人の体質、その日の体調、生活習慣、生活環境などにより使う漢方薬は変わります。
漢方の知識を持った専門家(医師、薬剤師、登録販売者)に相談し、適切な漢方薬をご購入ください。

熊本 菊陽町 菜の花漢方堂

のぼせ、ほてりは漢方で改善!!


『のぼせ、ほてりは漢方で改善!!』
手足がほてったり、顔がほてったり・のぼせたり、体全体がほてったり、のぼせたり等、症状の現れかたは様々です。
また、ほてり、のぼぜ症状が強いと


・寝汗をかく
・肌、目、粘膜などが乾燥
・睡眠の質が下がる(夢をよく見る、途中覚醒など)
・仕事をしているときに集中力を欠く


なども併発しやすくなり、生活の質が低下します。

のぼせ、ほてりの主な原因として、陰虚(いんきょ)※という病態が根底にあると漢方では考えます。


陰虚(いんきょ)とは、気・血・水の内、血と水が不足している状態を言います。


イメージとしては、潤い(血水)不足で、熱を冷ますことができなくなり、”ほてり・のぼせ”という熱の症状が現れていると言えます。ちなみに、陰虚から発生する熱を虚熱(きょねつ)と言います。
さて、この陰虚からくるのぼせ、ほてりを漢方薬で改善する場合、ほてりかたや、のぼせかた、または部位等で、使う漢方薬が変わってきます。
一例を挙げてご紹介していきます。

<漢方薬>


◆手足の軽いほてり、または首から上の軽いのぼせ
杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)
六味丸(ろくみがん)

 


◆手足のほてりに加え、首から上がのぼせる
瀉火補腎丸(しゃかほじんがん)
知柏地黄丸(ちばくじおうがん)
滋陰降火湯(じいんこうかとう)
亀板製剤(きばんせいざい)


ほてり、のぼせが強い場合、以下を併用
黄連解毒湯(おうれんげどくとう)

 


◆顔がほてる、または顔が赤い(特に顔表面のほてり)
清営顆粒(せいえいかりゅう)
清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)

 


◆首から上がのぼせる、イライラを伴う
加味逍遙散(かみしょうようさん)
逍遙顆粒(しょうようさん)
知柏地黄丸(ちばくじおうがん)


便秘を伴う時、以下を併用
桃核承気湯(とうかくじょうきとう)
血不足を伴う場合は、以下を併用
婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)

 


◆高血圧に伴う随伴症状でののぼせ
七物降下湯(しちもつこうかとう)

 


<養生>


🔶十分な睡眠をとる


🔶食材はバランスよく、そして腹八分目で摂ること


【オススメ食材】~季節にあった旬の食材を摂ってください~
人参、小松菜、ほうれん草、トマト、れんこん、白菜、きゅうり
豆腐、黒豆、小豆、黒ごま、
豚肉、鶏肉、レバー(牛・豚・鶏)、
貝類(あさり、しじみ、はまぐり、アワビ)
プルーン、レーズン、イチゴ、桃、クコの実
梨、りんご、レモン、スイカ


🔶冷たい飲食物は、極力控え、温かい物を摂る
体の中を冷やすと胃腸機能が低下するため、血水を補いにくくなります


🔶過度な仕事、勉強、運動は控える


陰虚の状態は、短期間(数日程度)での回復は難しいです。腰を据えて、養生と漢方薬で少しずつ改善していきましょう(^^b

 


<注意>
本ページで掲載している漢方薬は一例です。
個人の体質、その日の体調、生活習慣、生活環境などにより使う漢方薬は変わります。
漢方の知識を持った専門家(医師、薬剤師、登録販売者)に相談し、適切な漢方薬をご購入ください。

熊本 菊陽町 菜の花漢方堂

『春のニキビ、吹き出物は漢方で改善!!』


『春のニキビ、吹き出物は漢方で改善!!』

2月の立春からの3ヶ月を「発陳(はっちん)」と言います。発陳とは、冬に体へ蓄えられた物(陳:古いもの)を外へ出して(発)いく時期のこと。現代風に言い換えるとデトックス期間です(^^)

この発陳(はっちん)の期間は、顔、頭皮、肌などへニキビ、吹出物ができやすくなります。特に今からは気温が20℃超えて温かくなり、皮膚表面で細菌が増殖するので、症状が悪化しやすくなります内からの原因で皮膚症状がでているところへ、外からもダメージを加えられやすくなる時期でもあります。
よって、体の内と外からのケアが大事です。

漢方では、ニキビ、吹出物ができる肌、皮膚は、肺(大腸)脾(胃腸)という臓腑(ぞうふ)に深く関連すると考えますので、主に肺(大腸)脾(胃腸)をケアする漢方薬を使い、あわせて養生を実践し改善をはかります。

 


それでは、ニキビ、吹出物などの皮膚症状に対する漢方薬と養生をご紹介していきます。

<<漢方薬>>


◆プクッと、ふくれてと赤くなっているニキビ、吹出物には(<-主に急性期)
清営顆粒(せいえいかりゅう)
清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)
消風散(しょうふうさん) <-カユみが強い時

 


◆慢性化しているニキビ、吹出物には
温清飲(うんせいいん)
荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)

 


◆化膿しているニキビ、吹出物は
黄連解毒湯(おうれんげどくとう)
十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)
五味消毒飲加減(ごみしょうどくいんかげん)


(補足)
ニキビ、吹出物は、食事内容、生活習慣(多忙、ストレス、睡眠不足など)からの不調が起因していますので、その方に応じて原因を取り除く漢方薬を併用していきます。


例えば
過食で便秘の方には、お通じを良くする漢方薬
血の巡りが悪い方には、血の巡りをケアする漢方薬
ストレスを強く受けている方には、気の巡りを改善する漢方薬
など

 


<<養生>>
養生は、ニキビ、吹き出物がすでに出ているときや、予防するときにも有効です。


🔶暴飲暴食をしない
🔶肥甘厚味(脂物、甘い物、味の濃い物)を控える
🔶冷たい飲食物を控える
🔶春の旬の食材でデトックス
  オススメ食材
  フキ、タケノコ、菜の花、春菊、三つ葉、ヨモギ、ウド
🔶日付が変わる前に就寝し、十分な睡眠をとる
🔶入浴、適度な運動で発汗する
🔶毎日お通じがあるよう、生活を整える
🔶帽子、衣服、日焼け止めクリーム※等で、紫外線が強い春の日差しから肌を守りましょう


※日焼け止めクリーム利用時の注意点
肌が弱い、または弱っている方は、日焼け止めのSPF/PAの数値が高い物を使用すると、肌に負担をかけ、皮膚症状を悪化させる場合があります。適切な数値の日焼け止めを使いましょう。


以上です。
漢方薬と養生で、上手にデトックスし、ニキビ、吹き出物で悩まない春を過ごしましょう(^^b


<注意>
本ページで掲載している漢方薬は一例です。
個人の体質、その日の体調、生活習慣、生活環境などにより使う漢方薬は変わります。
漢方の知識を持った専門家(医師、薬剤師、登録販売者)に相談し、適切な漢方薬をご購入ください。

熊本 菊陽町 菜の花漢方堂