春の不調にご用心

3月に入り、卒業シーズンが到来ですね。
(高校はほとんどのところで卒業式が終わってるかも(^^;)

進学、就職、転勤などの生活環境の変化に
ワクワクしている方もいれば
不安でドキドキしている方もおられるでしょう
新生活の準備に忙しくて「そんな暇も無い!!」
なんて方もいるかもしれませんね。

私が新社会人になった春のことを思い出すと(20年以上前だな~)

ワクワクが勝っていました(^^)

新人研修で東京に行けるというのが、その理由(^^)
あの頃は若かった・・・

 


さて春は、
先程述べた生活環境の変化不安定な天気寒暖の大きな変化などが自律神経の切り替えを乱します。


気分が落ち込んだり、逆にイライラしたり
だるさ、めまいを感じたり、
腹痛、下痢、便秘の胃腸不調を起こしたり
生理不順を起こしたりします


中医学では、
『肝』の疏泄作用(気・血・水(津液)※の円滑な巡り)が乱され、体に不調が起こると考えます。


※気:エネルギー
血:血液
水(津液):血液以外の体液

 


春を健やかに乗り切る養生は


・朝は早く起きる
・朝食は温かく消化が良いものを摂る
・散歩などの運動で気持ちをのびのびリラックス
・体を冷やさない
・考えすぎない。気楽な楽観的な気持ちを持つ
・気を巡らし、気を養い、免疫力をあげる食材を摂る(食べる量は腹八分目で)
 春菊、セロリ、ニラ、紫蘇、みょうが、柑橘類
 しょうが、ネギ、玉ねぎ、山芋、きのこ類
 豆類、鶏肉、豚肉、はまぐり、あさり、しじみ等

 


体の不調が強く出てしまい、養生だけでは回復が難しいときは、漢方薬でケアすることも1つの方法です。
一人で悩まず、ご相談下さい。

 

熊本県菊陽町 菜の花漢方堂