日光浴で気持ちと体の養生を

<徒然養生>


日光浴で気持ちと体の養生を

晩秋の候、どんどん日が短くなってきてます。

秋は物悲しい季節とよく言われますね。
日光を浴びる時間が短くなると、幸福や満足感を得られる幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌が減少することがわかっているので、あながち間違っていないようです。

気持ちが沈めば、体に影響してきます。心身一如とも言います。

日光浴のポイントを抑えて、気持ちを上げて、体を健やかに保ちましょう。


日光浴のポイント
🔸朝起きたら、まず陽を浴びる
体内時計がリセットされる。夜寝る時に必要なメラトニンに変化するセロトニンがしっかり分泌されます

🔸背中を温める
陰陽論で言うと、お腹は陰、背中は陽。秋に不足する陽の補充として背中を温めるとよいです


幸いにも日本は、11月下旬から2月下旬にかけて、晴れの率が高いです。
晴れた日は、積極的に日光を浴びて、健やかに元気に過ごしたいですね😊

熊本 菊陽町 菜の花漢方堂

笑顔で歳を重ねるための養生

<徒然養生>


笑顔で歳を重ねるための養生

約二千年前に編纂された最古の医学書「黄帝内経」に、男子は8の倍数で40歳、女子は7の倍数で35歳あたりから老化が始まるとあります✨(テレビのCMでもよく聞きますよね)

また、腎は骨を主り、髄を生じ、脳は髄の海を為す、歯は骨の余り、其の華は髪にあるとも書かれており、老化に直面した時、注意すべきポイントとして、骨、脳、歯、髪を挙げてくれています✨

この骨、頭(脳)、歯、髪の変化を日頃から気にかけ、早めに対策を打っていくことが大事です😊

中医学での老化に対するポイントは2つ
 腎を補う”補腎”
 血の巡りを良くする”活血”
です。

では、笑顔で歳を重ねるための補腎、活血の養生をご紹介していきます。


🔸過労を避ける
🔸質の良い睡眠をする
日付が変わる前に就寝し、睡眠時間は7時間を目安に
🔸欲張りすぎない(食欲、性欲など)
🔸適度な運動
🔸補腎、活血の食材を積極的に摂りましょう
<補腎>
  黒豆、黒ゴマ、黒キクラゲ
  海藻類(ひじき、わかめ、のり、昆布、もずく)
  きのこ類(しいたけ、しめじ、なめこ)
  ナッツ類(落花生、くるみ、松の実)
  山芋、長芋、里芋、
  牛、豚、鶏肉を骨と一緒にとる
<活血>
  玉ねぎ、にんにく、ニラ
  青魚(さんま、いわし、さば)
  黒酢、らっきょう、なす、桃


お店で相談を受けていると、50代以降の方は老化にとても敏感です。しかし、30~40代の方々は、老化と言っても、ピンと来られない方が多いです。

早めのケアで、笑顔で歳を重ねて行きたいですね😊

熊本 菊陽町 菜の花漢方堂

唇の荒れへの養生

<徒然養生>


唇の荒れへの養生

秋も深まり、乾燥も進んできました。
唇が荒れて、リップクリーム👄が手放せない人も多いと思います。

中医学の五行では、口と胃腸は深く関係しており、唇の荒れや口端が切れやすいなどの原因は、胃腸に余分な熱を持っていることが多いです✨


胃腸の余分な熱🔥は


🔹脂物、味つけの濃い物の摂り過ぎ
🔹食べる量が多い
🔹早食い(よく噛まない)

そして、以外にも
🔹冷たい物の摂り過ぎ
で生じます。


よって、養生も胃腸のケアが主になります。


🔸次の食材を取り入れながら、味つけの濃さは程々で
白菜、水菜、小松菜、キャベツ、かぼちゃ
長芋、こんにゃく、お米、大豆製品(豆腐、味噌)
豚肉、鶏肉
🔸腹八分目で、よく噛んで食べる
🔸冷たい食べ物は、極力控える


ちょっとしたことで、唇が割れたりするのは嫌ですよね。この秋冬は、胃腸を整えて、うるうる唇で過ごしましょう😊

熊本 菊陽町 菜の花漢方堂