残暑を乗り切る漢方の知恵


『残暑を乗り切る漢方の知恵』

日中の猛暑。あと一ヶ月くらいは続きそうですね😓。皆さん夏バテにはなっていませんか?

30℃を超える暑い日は、たくさん汗💦をかくため、🔥エネルギー(気)と💧水分(陰)を大量に消費します。漢方ではこれを、気陰両虚(きいんりょうきょ)といいます。

急激な水分の消耗は、水分を含む血液も減ります。血が減ると、心臓は、体を維持するためにもっと動くため、エネルギー(気)をより消費します。

そして、水の量が少ない川の流れが悪くなるのと同じで、血量が少ないと末端の流れが悪くなります。栄養が運ばれる量が減ると同時に、老廃物を持って返る量も減ります。

このダブルパンチで、疲労がたまる負のスパイラルに陥ります。

そして、8月も後半になってくると、かなり疲労が蓄積して次のような症状が出てきます。一般的に夏バテといいますね(^^)


🔹ちょっとした運動(階段の上り等)で動悸、息切れ
🔹倦怠感が抜けない
🔹胃もたれを起こしやすい
🔹食が細る
🔹すぐに疲れ、喋るのが億劫になる。声がか細くなる
🔹むくみやすい
など


漢方の対策としては、漢方薬で体の立て直しをはかり、養生で回復を早めます。この対策は、気陰両虚にならないよう予防にもなります。

では、漢方薬と養生をご紹介します。

<漢方薬>


◆気陰両虚のファーストチョイス
麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)


・気の不足が大きい場合、次を併用
補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
清暑益気湯(せいしょえっきとう)


・陰の不足が大きい場合、次を併用
味麦地黄丸(みばくじおうがん)
杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)
亀板製剤(きばんせいざい)

 


<養生>


🔸朝食は必ず食べる。消化の良い温かい物で

🔸こってり脂物、甘い物、味の濃い食べ物は程々に

🔸こまめな水分補給


ノドが乾いたと感じる前に適度に水分補給を
常温、または温かいお茶などがオススメ


🔸冷たい飲食物は極力避ける

🔸日付が変わる前に就寝し、十分な睡眠をとる

🔸日中の暑い時間の活動は避ける

🔸過労は避ける

 


以上です。

あと一ヶ月くらい続く暑い時期を漢方薬と養生で元気に乗り切りましょう😊

 


<注意>
本ページで掲載している漢方薬は一例です。
個人の体質、その日の体調、生活習慣、生活環境などにより使う漢方薬は変わります。
漢方の知識を持った専門家(医師、薬剤師、登録販売者)に相談し、適切な漢方薬をご購入ください。

熊本 菊陽町 菜の花漢方堂